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那須高原のお薦めスポットをご紹介。
HOME別荘建築日記(もくじ)

26. 詐欺師たち

那須高原には悪い業者がたくさんいます。「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、悪い業者同士は集まり、やがては大きな組織のようになって、次々と人を騙していきます。それらの人々に共通しているのは「お金のために動く」ということです。人と話しをするときには“何かお金になることはないか?”と探りを入れ、会話の中で弱味を見つけたら徹底的に自分に都合の良いように攻めてきます。そういった人々には毅然とした態度で”お付き合いお断り”とハッキリ言いましょう。カオリは何故だかそういった人々に対して本能で警報が鳴ります。「この人、怪しい」。カオリがそう感じた人はほぼ間違いなく100%、“詐欺師”です。色々な言い訳をして、必要以上に自分を大きく見せたがる。そういった人々が、カオリは大嫌いなのです。ハッキリ言いますが、那須高原の不動産関係者には特に“詐欺師”が多いようです。

“詐欺師”同士はお金の繋がりでしかありませんから、全体が組織的に見えても、それぞれが“お金のために”動いているに過ぎません。ですから自分に不利益な状況になれば簡単に仲間でも裏切ります。

那須高原で行なわれてきた不動産関係者による詐欺には、お金を中心に様々な人々が絡んでいます。土地を持っている強欲なお金持ち老人、それを仲介する不動産屋、手抜き工事をする建築業者、怪しい広告代理店、整地だけやらしてくれと言ってくる土木業者、別荘管理を請け負って勝手に貸別荘として運営する管理業者等々。彼等はお金になることならどんな手段も選ばず、どんな手間も惜しみません。すべての会話が駆け引きで、何かお金になることはないかと、虎視眈々と狙ってきます。ですから話をするのにも細心の注意が必要で、とても疲れます。そういった人々がウヨウヨしているのが那須高原の現実です。

実はカオリが那須高原で別荘を建築するにあたっても、実に多くの“詐欺師”が舞台に登場してくれました。廃棄物置き場の近くの土地を紹介されたり、裏が沼地で傾斜地の土地を紹介されたり、内容から見て明らかに法外な値段の建築見積書を3回も提出されたり。危うく騙されそうになる場面が何回もあったのですが、その度にカオリの中で警報が鳴り響きました。「この人、怪しい」。何度も何度もそういった場面をくぐり抜けて、最終的には「リゾートハウスの鈴木社長」と「一級建築士の円谷さん」という最高の人達に巡り会うことができました。その出会いを運んできてくれた「ペンシオーネ サライの中村さん」にはいくら感謝しても足りないくらいです。

カオリは別荘建築にあたって、多くの詐欺師たちと会いましたので、そこに共通している事柄がハッキリと見えてきました。参考のために箇条書きで書き出してみましょう。
  1. 大きなことを言う。
    詐欺師は必要以上に自分を大きく見せようとします。「今度、事務所を大きくしたいと思っているんです」とか、「数十人も使っていて大変なんです」とか、「この仕事は自分以外にはできません」とか、大きなことを言う人には注意しましょう。
  2. 自分のことばかり話す。
    聞きもしないのに自分のことばかり話す人は要注意です。それにつられてうっかりこちらも話に乗ってしまうと、余計な情報を相手に知られてしまって弱味につけこまれることになります。もしどうしても話をせざるを得ない場合はなるべく余計なことを喋らないようにノラリクラリとかわしましょう。
  3. 大きな声で話す。
    威嚇しているつもりなのか、詐欺師には大きな声で話す人が多いようです。第一声で「いやあ、どうも〜!お世話さまです〜!!」なんて大きな声で近付いてくる人は警戒しましょう。
  4. お金にルーズ
    金額の大小に関わらず、とにかくお金のことにルーズです。請求書を出してくれと言っても2回・3回とズルズルと引き伸ばされることも珍しくありません。もし、一度でもそういった目にあったらかなり怪しいです。
  5. 平気で法を破る
    「自分だけは許される」そう思っているのが詐欺師です。ですから、個人営業なのに平気で有限会社や株式会社を名乗って商売をしています。会社だと思っていたのに実は個人営業だったという話は那須高原ではよくある話です。
那須高原で詐欺師の被害に遭わない為にはどうすればよいのでしょうか?それはズバリ、取引を始める前に相手の業者の登記を法務局で調べることです。そして相手がきちんとした会社かどうか、怪しい抵当権が設定されていないかどうかの2点を調べることで、詐欺被害の8割は防げると言われています。相手が会社でなかった場合は問題外(詐称罪という犯罪です)。もし会社でも、土地と建物の登記を調べて、怪しい抵当権が設定されていたら取引するのは止めた方がいいでしょう。那須高原に別荘を建築する場合には「宇都宮地方法務局黒磯出張所」(住所:黒磯市橋本町8番50号 TEL:0287-62-0230)で登記を調べることが出来ます。登記簿謄本は1通につき1000円でとれます。登記情報提供システムを利用すればインターネットでも簡単に情報を取り寄せることが出来ます。会社の所在地が社長自宅と同じ場合は、社長の自宅登記を調べて、大きな借金の担保になっていないかどうかを確認します。「そこまでする必要あるの?」と思われる方がいるかも知れませんが、残念ながらそこまでする必要があるのが那須高原の実情なのです。

登記を見て怪しい会社かどうかを判断する一つの方法として、登記簿謄本の「目的」を調べるという手段があります。怪しい不動産関係の会社の「目的」は例えば以下のようになっています。

目的
  1. 宅地建物取引業
  2. 不動産管理業
  3. 建築工事業
  4. 農林水畜産物、魚介類及びその加工食品、保存食品等の輸出並びに販売
  5. 自動車、自動車用品、自動車部品の輸出並びに販売
  6. 前各号に附帯する一切の業務
目的の1〜3までは良いとしても、4と5は明らかに変です(少なくとも普通は不動産関係の会社の仕事ではありません)。まるで取り込み詐欺でもしようとしているかのようです。こういった会社とはお付き合いをしない方が賢明です。

また、取引する相手が会社ではなく個人の場合は人物調査を必ず行なうべきです。興信所に頼んで5万円もあれば基本的な調査はできます。また、過去に那須高原で倒産した建築関係の会社に勤めていた経歴がないかどうかも併せて確認します。もし、過去に那須高原で倒産した建築関係の会社に勤めていた経歴があったら、その会社について調べ、会社が違法なことを繰り返していた形跡があれば、取引するのは止めた方が良いでしょう。そういった人々は欠陥住宅の責任をとらないために一度会社を潰して清算してから、改めて新しい会社で同様のことを繰り返すという手口で多くの人々を騙しています。場合によっては「自分も騙されていたんですよ」という言い訳をするかも知れませんが、そもそもまともな人間だったら良心の呵責でそんな悪徳会社に1カ月だって勤務できないでしょう。騙されてはいけません。特に最近、悪質な手口として増えているのが、以前、自分達で売りつけた欠陥住宅の不具合を指摘してリフォームを持ちかける例です。そのリフォームがまた手抜き工事で、何年後かにまた修理が必要になるというのがオチです。こうなると悪徳業者の“カモ顧客リスト”に入ってしまって、悪くすると一生、その連鎖から抜け出せなくなってしまいます。

別荘建築という大きな夢の実現がすぐそこにあるという陶酔感からついガードが甘くなる建主が多いのが、那須高原でこれだけ悪徳業者が増えてしまった原因のようです。ですから敢えて申し上げます。「安易に人を信用するな」と。何千万円も費用をかけて建築する別荘は、特に建築業者選びで慎重すぎるくらいに慎重になるべきです。建築業者選びで失敗したら、そこから先はもういくら注意しても駄目なんだということをしっかりと認識しておきましょう。ちなみに、那須高原の中心地ではだいぶ警戒が強まってきたため、周辺に悪徳業者が移動しようとしているという情報もあります。これから特に注意すべき地域としては、那須塩原市の“道の駅 明治の森”周辺、そして最近開発が始まっている“西那須野”周辺です。これら地域ではすでに悪徳業者が土地の買収を進め、着々と計画を練っています。その地域でこれから別荘建築を計画されている方は、特に警戒して相手業者の土地と建物の登記を調査することをお薦めします。

なお、そういった警戒を知ってか知らずか、最近になって悪徳業者の多くがカタカナを使った新しい社名に変更してきています(これは会社分割という手段を使った負債逃れと思われます)。新しい社名になれば過去の悪事を社名から検索するのが少し困難になります。しかし、大抵は代表者や住所が一緒なので、その気になれば正体を突き止めるのは簡単なことです。諦めずにきちんと調べて、詐欺に遭わないよう警戒を強めましょう。住所から相手が詐欺会社かどうかを判断するためには、所在地が東京都区内の雑居ビルの一室になっていないかどうかをチェックするという方法があります。住所で逆検索をかければ、数社の怪しげな会社が同一の部屋で登記されていたりしますので、とても分かりやすいのです。

詐欺師たち1「宇都宮地方法務局黒磯出張所」です。黒磯郷土館の隣にあります。

詐欺師たち2内部は明るくて広々としていて、とても親しみ易い雰囲気です。登記手続きに建築関係の方々がひっきりなしに訪れていました。

詐欺師たち3こちらは「黒磯警察署」です。欠陥住宅などの詐欺被害に遭ってしまった場合には警察署に行っても無駄です。世間話程度にお話は聞いてくれますが、警察は刑事事件以外の民事には介入しません。まずは弁護士に相談して裁判所で訴訟を起こす必要があります。被害総額が90万円以下の場合は簡易裁判所に、被害総額が90万円より大きい場合は地方裁判所に民事訴訟を起こすこととなります。

オススメ関連情報HP

1.登記情報提供システム
→このページで利用者登録をすると、IDとパスワードが郵送で送られてきて、登記情報をインターネットで簡単に調べられるようになります。有料ですが、わざわざ法務局まで行く必要がなくて大変に便利です。さっそく利用者登録をして、これから取引をしようとしている相手業者住所の土地と建物の登記を調べてみましょう。もし、怪しい抵当権が設定されていたりしたら、取引は止めておいた方が良いでしょう。また自分の土地に隣接する道路や近隣の土地についても情報を知っておくと自衛手段となります。黒磯市役所に行って公図をコピー(無料)してもらえば近隣の地番がすべて分かりますのでそれを元に調べてみましょう。

2.東京都公式ホームページ
→このページで東京に本社がある建築関係の会社が過去に営業停止などの処分を受けているかどうか、検索窓に会社名を入力して検索することで調べることが出来ます。ただし、設立されて間もない会社(過去の営業停止などの処分をリセットするために名前を変えて設立された怪しい会社)は、検索結果には出てこないので、注意が必要です。

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