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4. 住宅金融公庫からの資金調達

住金からの資金調達0
カオリはいわゆる普通のサラリーウーマンです。ですから現金で別荘をポンと買えるほど裕福ではありません。若かりし頃は「石油王の第二夫人くらいになって、夢のようなウハウハ生活よ」なんて夢を描いたこともありましたが現実をしっかりと見つめなければいけません。

とりあえず土地は現金で購入しなけらばなりませんから、土地代となる500万円の自己資金は何とか用意するとしても、建物のほうの1500万円は金融機関から借りる必要があります。別荘建築の費用を借りる場合にまず考えられるのは住宅金融公庫の利用でしょう。住宅金融公庫には融資の種類がいくつかありますが、別荘の場合は「住まいひろがり特別融資」を使うことになります。

永住を目的としないなら決して「マイホーム新築融資」にはしないように注意して下さい。かくいうカオリも、最初は「マイホーム新築融資」で融資を申し込んでしまいました。言い訳ですが、建築屋さんから「マイホーム型でとりあえず融資を受けた方が融資額も大きいしいいですよ。住民票を一時的に移してもらう必要があるけど何とかなりますって」と薦められたのを鵜呑みにしてしまったのです。ところが融資の申し込みをしてからいつまでたっても返事がこない。そのうち住宅金融公庫の担当者から電話がかかってきました。
「本当に永住目的なんですか?」
気の弱いカオリは嘘をつき通すことができずに
「実は・・・」
と別荘目的である真実を白状しました。すると
「住まいひろがり特別融資で申し込みしなおしますか?」
と言ってくれたのです。もちろん
「お願いします」
とカオリが答えたのは言うまでもありません。そして設計概要を伝えて計算してもらったところ、1500万円は無理でしたが1450万円までなら融資が下りることが判明しました。なんだ、それなら最初から「住まいひろがり特別融資」にしておけば良かった。勉強不足だったカオリがいけないのね、しょぼん・・・。

ちなみに永住目的で融資を受けた場合には建築したあとに抜き打ち検査で訪問を受けるそうです。そして住んでいないことが判明したら融資取り消しです。恐ろしい事態になるところでした。そんな訳で住宅金融公庫は手続きが遅れて前回の締め切り(3月)には間に合わず、次の申し込みになってしまいましたが、実はかえって得をしました。それは4月から利率が大幅に下がったからです。「住宅金融公庫が無くなるかも」というウワサが広まって申し込み者が殺到したのが前回の締め切りでしたが、フタを開けてみれば無くなるどころか利率も下がって融資枠も広がって、ますますパワーアップしたのが4月からの住宅金融公庫でした。ですからカオリは新たに引き下げられた利率で融資を申し込むことが出来ました。ラッキー。

住金からの資金調達
住宅金融公庫の申し込みは「マイホーム新築融資」で大丈夫?いえいえ、別荘の場合は「住まいひろがり特別融資」を利用しなければいけません。融資目的が違うと別荘が建ってしまってから融資取り消しになることもあります。あぶないあぶない。

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